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地域の取り組み|地域のみんなで守る国の重要文化財 〜角屋もてなしの文化美術館〜

トピックス

2018/2/04

地域の取り組み|西新屋敷文化財市民レスキュー隊


地域のみんなで守る国の重要文化財

「角屋もてなしの文化美術館」

 

西新屋敷地域(島原)で行われた、地域の文化財(角屋もてなしの文化美術館)を守る合同訓練の様子をご紹介します。

西新屋敷文化財市民レスキュー隊

揚屋建築(江戸期の宴会場)の唯一の遺構で、国の重要文化財にも指定されている「角屋もてなしの文化美術館」。旧玄関にある柵から出火したと想定し、文化財市民レスキュー体制のもと、消防合同訓練が2018年1月28日(日)に実施されました。

 

《文化市民レスキュー体制とは》


文化財を火災から守るために、文化財の関係者、地域住民、消防機関等の文化財関係機関が互いに協力し活動する体制のことをいいます。

 

角屋もてなしの文化美術館

この合同訓練には、西新屋敷文化財市民レスキュー隊のほか、下京消防団大内分団、下京消防署、角屋保存会が参加。訓練開始前には訓練要項の確認を全員で行い、実際の担当者の役割や流れなど確認されました。

火元発生の様子

リアリティある本番さながらの訓練。写真は火元発生を想定した様子です。

 

保存会当直者の掛け声

非常通報装置による消防本部への自動通報とともに、角屋保存会当直者の方が「火事だ!」と大声で近隣に知らせます。

 

初期消火の様子

地域の方々で構成される西新屋敷文化財市民レスキュー隊が駆けつけ、機敏に行動し、初期消火をされました。(当日、京都市消防局の本部の方も来られ、広報ビデオの制作ために、この訓練の様子を撮影されていました)

 

文化財を運び出す様子

また重要な文化財の搬出も、西新屋敷文化財市民レスキュー隊によってなされました。

屋内消火栓からの放水

屋内消火栓からの放水訓練の様子。見事なほどスムーズな連携で行わる、消火活動。

 

放水訓練

放水訓練では、西新屋敷文化財レスキュー隊の参加者全員が体験されていました。

講評の様子

訓練終了後の下京消防署の坂本署長(左上)と大内学区自主防災会の中辻会長(右上)による講評。

中川理事長

公益財団法人 角屋保存会の中川理事長(左)によるご挨拶。

解散前様子

地域連携による文化財への防火防災意識高揚が図れた、西新屋敷文化財市民レスキュー隊訓練。
真剣な表情と機敏な活動が印象的で、「地域の文化財をみんなの力で守る」という意識が強く感じられた訓練でした。

見学会1

訓練終了後は、「角屋もてなしの文化美術館」に展示してある文化財の見学会も行われました。

見学会2

写真(上)は、角屋保存会の方によるガイドの様子。

 


今回この訓練に同行させていただき、あらためて地域に国指定の文化財があるということの素晴らしさや誇りを実感すると同時に、「大切な文化財はみんなで守る」という意識高揚にもつながる大変重要で意義のある訓練だと感じました。

 

「角屋もてなしの文化美術館」では、重要文化財建造物や美術品数々が展示されています。また、さまざまな企画展なども開催されていますので、ぜひお立ち寄りください。

 


 

公益財団法人 角屋保存会/角屋もてなしの文化美術館

TEL.075-351-0024

会館情報や詳しい情報や情報などはこちら

(「角屋保存の意義」や「島原の文化史」などは必見ですよ!)

 



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